読書。
大石圭「自由殺人」
- 作者: 大石圭
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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いつもは行かない古本屋の店先のワゴンで発見。大石の中ではマイランキングかなり高め。大満足。
プロローグにある
50万円あれば若い女を本当に殺す場面を撮影したビデオを手に入れることができるし、200万円あれば誰もが知っている人気女優と一晩ベッドを共にすることができる。一般の人なら300万円で殺しを依頼することができるし、400〜500万円あれば金髪で青い目をした白人の女の子を奴隷として買うこともできる。1000万円あれば後腐れなく日本人のSM嬢を自宅で殺すことが出来るし、人間の剥製は1体につき3000万円から手に入る。1億円あれば自分でライフル銃を持って人間をハンティングするツアーに参加することさえできる。そして―100万ドルあれば、このアタッシュケースを、こうしてひとつ購入することができる。
このくだりを読んだ時に、実際どれもこれもしたいと思わないのにワクワクしたボキはクズ野郎ですね。ぇぇ。でも、ドキドキワクワクするいい文章。ぁはーんステキ。(笑)
なんか人間処刑台より全然熱い印象で愉しめますた。