読書。

駅に向かう時に、タバコ買う為にコンビニに寄ったので古本屋に寄れず…普通の本屋で行きがけに購入。
大石圭×2冊
勘に従って衝動買いしたんだが、大満足。なんつか、初めて読んだけど、文体が滑らかで綺麗なのが素敵な印象。
内容はアレでしたけどww
帯に「すげー怖ぇぇぞ」みたいな煽りがあった割りに…申し訳ないがどこが怖いのか判らずw文体のせいか展開のせいか、あまり怖がることのない性格のせいかは謎。

  • 「人を殺す、という仕事」
    人を殺す、という仕事 (光文社文庫)

    人を殺す、という仕事 (光文社文庫)

    静かに抑制された感じで展開する内容は、淡々としていて微妙にしっとりした感じでホラーとか暗黒小説ってよりは(ダークではあるけど)ファンタシー?って感じのが強かったです。…ぁ〜でも、さすがに幼女××のくだりは、ギャー!!!うへぇ、勘弁!!とか思った。ただ、怖いっていうよりは、ゥヮ、キッツーとかイデデデデって感じだったかにゃあ。まぁ、逆に人によっては大興奮なのかもしれんけどwその辺のくだりは何やら生々しいニオイを感じたり感じなかったり。アキバのアレに似た印象をうけるラストミッションで終了する主人公のトホホな人生。*1パパ!!頑張って!!!(つд`)
  • 「女奴隷は夢を見ない」
    女奴隷は夢を見ない (光文社文庫)

    女奴隷は夢を見ない (光文社文庫)

    最初タイトルみて…コレ、どうよ?(笑)*2と思ったんだけど。でも寝る前に読む量として1冊だけじゃ絶対足りないと思ったのでそのまま買った。何故か本屋にこの2冊だけあったんで。他のがあればそっちを買っていたんじゃないかとは思うんだけどにゃ。タイトルや内容のわりには淡々とした感じで展開。ただ読み始めからずーっと…三条友美を思い出しまくってもーた。つか、奴隷市場というキーワードで、昔、三条漫画をウッカリ読んだ時のゴイスな映像*3が浮かんでしまう罠wwww妙に懐かしい匂いがする話でした。いあ〜特に盛り上がりも激しい展開もないけど、でもボキ的にはちゃんと面白かったですょ。ぇぇ。(笑)


そして2冊あっても足りなかったとかいうオチ。

*1:何かっつうと色んな方向に流されて「ああっ」(キメ台詞w)と後悔しまくる様がせつなくトホホな訳だが、凄く人道的というか道徳的な見地から主人公の行動を止めようとした嫁の死に様の恥ずかしさの方がトホホなのかもしれない。ある種のお仕置きなんじゃろか…。ガクガク

*2:まぁ、目が覚めて携帯みるまで今日がどんな日か気づいてなかったんだけど、クリスマスイブに一人で読む本として相応しいとは思いがたいよにゃw

*3:グラサンをつけた裸の購入者達で埋まった会場で商品の少女をMCが紹介すると、その台詞に片手を高らかに挙げたステキなポーズで力いっぱい「異議あり!」とオバサン購入者が立ち上がる映像。当時、大爆笑した思い出。その漫画がどんな内容だったかとかは欠片も覚えてねぇけどにゃw