読書。

そして、またも大石圭

  • 「殺人勤務医」

殺人勤務医 (角川ホラー文庫)

殺人勤務医 (角川ホラー文庫)

淡々と殺人を繰り返す話wつか、3冊目読んでやっと判りました。「ああっ」は大石圭のキメ台詞でした。(笑)
大石作品全部読んだ訳じゃないから言い切れないけど、なんてか…この人の書く殺人者の人(主人公の場合)は、地球に優しい(笑)というか、動物に優しい人でイイヨネw人間には容赦ないけどww(´∀`*)

  • 「人間処刑台」

人間処刑台 (角川ホラー文庫)

人間処刑台 (角川ホラー文庫)

ガッカリでショボーンなエピソードは絡んでくるけど、文体の割りに妙に熱い格闘家話。内容は全然違うけど地下闘技場で刃牙が闘うように、マカオの汚いビルの地下にあるアンダーグラウンド闘技場で闘う元ボクサーの主人公が冷静な文章で語られてるんですが、子供の頃のエピソードとかが明らかにアタマおかしい*1のがステキww
まぁ、そういう点も含めてわりとちゃんとした格闘ファンタシーのような気がする*2ので格闘モノはスキだけどホラーは苦手って人でも読める気がするる。
あと、もんごい余計なお世話だが、タイトルとか表紙をもうちょっと別のアプローチにしたほうが内容に沿っているんじゃ?と思った。しかし…なんでホラー文庫なんじゃろか。人がチヌからかしらん?


あー…あと、それはそれとして。
角川ホラー文庫の紙の色味って、10〜20年くらい前の文庫みたいで懐かしい感じだ。光文社の単行本の後だと余計にそう思う。いあ…好きですよ。そういう質感。(笑)

*1:いあ、まぁ尋常じゃない身体能力があるからなんだけど。

*2:アプローチが成功してるかどうかは読む人によると思うけど